お茶刈りももう少し こんばんは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。 今日は雨模様の一日でお茶刈はお休みでした。 一番茶はまだ継続中、最近は以前の様に早く終了しないで、高級茶より手頃な価格帯のお茶に需要があるようです。 あと2~3日で終わるでしょう、雨が多いと朝の露払いなど仕事が余分で大変です。 終了後は工場の掃除となり、2番茶に備えます。 そして5月末頃、先日掛けた碾茶用茶の摘採をしますが、これは外部で製造します。 2025.05.10
てん茶用被覆材を掛ける こんばんは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。 雨の一日で寒い位でしたね。気温の寒暖差がなかなかあります。 本日こんな悪天候でしたが、組合員及び女性部その他の皆さんも出て、カッパ姿での資材掛けとなりました。 「碾茶(てんちゃ)」は抹茶の原料となるお茶で、寒冷紗(日光を遮る黒いネット)で茶園を覆って栽培するととても濃い色の茶葉になります。 製造方法は深蒸し茶とは全く異なり、揉まずに乾燥させるようで、専用工場での製造です。 見た目はきれいな緑色の青のりのようで、高級品の抹茶は石臼で挽いて作られます。 資材を掛けるのに、大変大勢の人出と資材調達の手間がかかり、5反歩ほどの茶園に作業しました、刈るのは5月の末です。 昨今の抹茶ブームでこれから増えてくるのでしょうか。 2025.05.06
被覆茶の摘採 こんばんは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。 久しぶりに青空を拝見したようで、穏やかな日差しに暑からず寒からずの好季節となりました。 本日は16日に被覆したさえみどりの摘採をしました。 ちょうど10日間寒冷紗を掛けてあり、似たものに「玉露」があるのですがこれは被覆期間が20~30日間なのです。 かぶせ茶は煎茶と玉露の中間に位置します。 茶園の何か所に掛け、面積は47アール、組合員や女性陣総出で寒冷紗を外します。 そして外し次第摘採です、時間をおくとせっかくの色が戻ってしまうのです。 明日の朝にはさえみどりのかぶせ茶の荒茶が出来上がります。 小売で販売する分は仕上げに出し、「かぶせやまの神」として販売します。 冴えた緑の名の通り、鮮やかなグリーン、旨味成分の「テアニン」が多く含まれています。濃く淹れて味わって下さい。 2025.04.26
訪日外国人の工場見学 こんばんは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。 2日間摘採を休んだ後ですが、お天気はあまりパッとしなくて、ここは霧雨に時折つつまれていました。 当工場は製茶稼働中は、製造過程を見学希望者が大変多いのです。 茶商さんが連れてきたお客さんを始め市役所関係、子供達、一般の方などです。 昨日は外国の方と日本人が半々の団体様が見えられました。 国連開発の関係らしく、前日は伊豆のわさびを見学したらしいのです。 世界農業遺産など「里山」を訪れています。言い換えれば「日本の田舎」でしょうか。 今は茶園が一年で一番美しい時期で緑のじゅうたんを敷き詰めたよう。 見るだけで心が癒されたのではないでしょうか。 また、あの生葉からお茶がどうしたら乾燥された茶葉になるのか・・興味深いですね。 2025.04.25
市場開き…イ印摘採 こんばんは、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。 本日は掛川の茶市場開きが行われました。茶処掛川の一番茶取引が本日から始まります。 摘採1号(イ印)は露地のさえみどりです。気候も良くなり進捗は平年並みでしょうか。 摘採終了まで無事に進むことを願います。 https://youtu.be/SMt9NH6vsRI 今日から自工場操業になりますので、新茶のぼりもたくさん掲げて通行車両にアピールします。 製造が終了するとかたずけますので、のぼりがなびいている間はやってますよ。 2025.04.21
品評会向け手摘み始まる こんばんは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。 昨日と打って変わりいい気候になりました。動いていたら暑いくらいでしょう。 東山地内は気温も上がって茶園はますます目にも鮮やか、新芽が濃くなってきました。 さて、まだまだ小さな新芽なのですが、本日から品評会出品用の手摘みが始まりました。 新芽の先だけ長さ3~4センチ拾い摘みしていくので、とても手間がかかります。 自工場では機械が大きすぎるのでやらず、専用の工場を借りて製造するのです。 来週に入ってから本格的に自工場で経済的製造が行われ、忙しい毎日が始まります。 2025.04.17
竹の子掘り こんばんは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。 今朝は 風も強く季節はずれの寒い日でした。 それでも山々の桜もすっかり若葉になり、茶園はもえぎ色に染まってきました。新茶目前です。 そして選挙週です。「選挙の年にはお茶に関して良くないことが起こって来た」と年配の人達には言われてます。心配ですね。 さて本日、時期は少々遅いですが、タケノコ堀りに初心者の女子チームが挑戦です。 初めて来ましたが、ここは大変整備された竹林でほっぽかしの竹藪じゃありません。初心者でも作業しやすそうです。 5センチくらい出たタケノコの頭のまわりの土をほぐし、曲がっている向きを判断しそこに鍬の重さで切るように振り降ろすとか? の、助言があり、やってみましたよ。 始めはぎこちなかったけどだんだん上手になってきたようです。 たくさん収穫できてよかったですね。 折りしも工場の敷地内のフジ棚が満開!当組合のお茶で乾杯です。 美しいフジの花にも負けない美しい皆さんでした。 2025.04.16
粟ヶ岳の阿波々神社 おはようございます、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。 少しずつ茶園も色づいてきました。雲の多いお天気ですがそれでも春へと近づいています。 粟ヶ岳頂上にある阿波々神社(あわわじんじゃ)にて例祭が行われました。頂上の休憩所とはすぐ隣なのに神社は初馬地区になります。 阿波々神社は謎多き山で「地獄の穴」もある粟ヶ岳の神域です。 神社の歴史は古く最古の記録によると奈良時代と伝えられています。平安時代の法典にも載っていたそうです。 ここは16代目となる「若森さん」が宮司さんで「粟ヶ岳の神域の案内人」です。 粟ヶ岳頂上へ車でいく方は車道は長くて狭くてくねくねしてます。 すれ違いは運転初心者や大型車だと大変かもしれません。 気を引き締めて来て下さい。 2025.04.11
桜も見頃「栄西供養祭」 こんばんは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。 本日4月5日、例年開催の栄西禅師供養祭が粟ヶ岳頂上で開催されました。 茶樹や茶を飲む文化を日本に広めたと言われている「栄西禅師」、お茶関係で生計を立てている生産者・茶商・茶の仲買人にとっては神のような偉人です。 というわけでそのような御来賓を迎え、ちょうど見頃の桜を背景に行われました。 供養祭顕彰会会長の当組合長この方が栄西禅師様 まだまだ桜は楽しめそうですが、あいにくお天気は下り坂。 今年は「花の命は長い」ようです。 2025.04.05
春満開の東山いっぷく処 こんにちは!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。 やわらかな光が降り注ぎ、心が温かくなる春。桜の花が満開となり、淡いピンク色に染まる光景はまさに春の象徴ですね。 ここ東山いっぷく処は粟ヶ岳ふもとの茶屋です。小さな店内ですがちょっと寄らせてもらうと呈茶のサービスが必ずあります、。 ここから撮るのが最高と撮影ポイントを教えてくれました なんということでしょう!しだれ桃と桜と鯉のぼりと茶文字が一直線に見えます。 今年は粟ヶ岳を訪れる皆様の寄付、ご支援で新しいトイレの増設、多目的トイレが完成しました。 多目的トイレですが「誰でもトイレ」の名称です。 いっぷく処の取締役の杉山さんが案内してくれました、本人いわく「とりしまられ役」とのことです。 例年販売している「ここで大釜で茹でるタケノコ」、今年はまだありません、寒いのか遅れています。 曇り空で一気に気温も上がらないので桜やほかの花も長持ちして見頃が続いております。 ウグイスの鳴き声を聞き、さわやかな空気を満喫しに粟ヶ岳ウォーキングに皆さんもぜひ来てくださいね! 2025.04.04