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さえみどりの被覆

東山日記

おはようございます、掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

当組合は品種「さえみどり」の栽培・製造に力を入れており全組合員が栽培しています。

昨日はさえみどりの被覆を行いました。「かぶせ茶」と呼ばれ黒い寒冷紗(かんれいしゃ)や表が銀色の資材をポールなどで株面の間に空間を作らず、直接被覆して遮光します。

被せる期間は天候が良かったら1週間程度、曇りや雨でしたら10日間程度比較的短期です。

玉露も被覆栽培ですが茶園に棚を建て、その棚に資材を掛けます。棚の下には空間があり、高級品となると資材はヨシズやワラで覆われ、20日間ほど遮光するようです。

被覆10日後に刈られたさえみどりは「かぶせやまの神」として小売販売され、独特の風味にファンも多いのです。