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パラリンピック

東山日記

おはようございます!掛川の深蒸し茶処 東山茶業組合です。

また厳しい暑さがぶり返す毎日で直射日光は差すような強さです。

もうひとつのオリンピック、パラリンピックが連日開催されています。

浜松出身のの競泳の鈴木孝幸選手が今回4個目のメダルを獲得しました。

両手両足に重度の障害を生まれながらに持ち、左右の腕の長さも違ってバランスも取りにくいでしょうにすごいですね!あの厚い胸板に本人のすごい努力の結果が出ています。

家に2008年の北京大会でメダルを取ったあとのTVドキュメンタリー報道で鈴木選手の生い立ちからの録画ビデオが残ってます。

鈴木選手の幼い時の姿を見たら あまりにも衝撃的で、消せなかったのです。

生まれたばかりの子の姿にショックを受けた両親は育児放棄をし、里親に出しました。そこで預けられた保育園の園長だった小松さんが高い柵のベッドに寝かせられている赤ちゃんがかわいそうで夜は連れて帰りました。

自身の子育ても終わり、ご主人も亡くなられていたのでとにかく孝幸さんを自立させることに懸命に育て、障がいを持つ子供のための水泳教室送迎に57才で免許を取ったのです。

血のつながりもない障がい児を育てる覚悟は並大抵なことではできないことです。

鈴木選手ははっきりした目鼻立ちのイケメンでハーフにも見えますが、放棄したご両親は我が子の活躍を応援していることでしょう。

生まれながらにして、またその後の人生で障害を背負った人達は逆境を乗り越え、パラ五輪に出場したことだけでも素晴らしいことです。

8月も今日で終わりですがまだまだ残暑が続きそうです。それでも夜の草むらには虫たちの合唱も聞こえ秋はそこまで来ています。